アートと文藝のCafe

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 コロナウイルスは恐竜を滅ぼした隕石に匹敵する

  

 「コロナ禍が収束したら、ゆっくり旅行でも行こうね」
 …… などと約束するような会話が、相変わらず人々の間に交わされている。

 

 しかし、そんな日はこないかもしれない。

 

 私たちが向かい合っているのは、SF小説SF映画のような宇宙規模の “人類滅亡ストーリー” の入口なのかもしれない。

 

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 デルタ株といわれる変異ウイルスは、すでに最初に人類を襲った初期型ウイルスとはまったく異なっている。


 強力なロックダウンによって初期型ウイルスを駆逐したはずの中国の主要都市でも再び感染が広がっているし、ニューヨークなどでも再び猛威を奮い始めている。

 

 世界のどの国よりもワクチン接種が行き渡ったといわれるイスラエルでも3回目のワクチン投与を実施しないとウイルス感染が収束しないことが分かってきた。
 さらに、ドイツ政府も3回目のワクチンを接種しないと感染を防ぐことが難しいという認識を得るようになった。

 

 「ワクチンが普及すればコロナウイルスの脅威も収まる」

 

 世界中の人々がそう信じているが、それこそ、ひょっとしたら幻想かもしれない。

 「人類はペストや天然痘スペイン風邪のようなパンデミックを乗り越えてきた」
 と歴史は語るが、今回はそうならないかもしれない。

 

 地球上に飛来した巨大隕石が、白亜紀に栄えた恐竜たちを全滅させたという話は有名だが、今回のコロナウイルスは、人類にとって、恐竜絶滅の悲劇を再現するような可能性がある。

 

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 そういう切羽詰った危機感をもっている政治家たちはこの世にいるのだろうか。
 世界のどこにも見当たらない。


 どこの国のリーダーも、SF小説的な光景を身近に感じるほどの想像力が枯渇しているのだ。

 

 それどころか、コロナウイルスの脅威を政治利用して、自国の対面を保つことばかりに専念しているような国もある。

 

 中国などは、
 「世界に先駆けてコロナを克服した国」
 と対外的な宣伝工作を行い、“コロナ撲滅” を国威高揚に使おうとした。
 しかし、実際には、今や再びコロナの脅威に青ざめている。

 

 中国がコロナウイルスの起源を明らかにするための隠ぺいを行わなければ、世界が必要としているデータはもっと十分に確保できたはずなのに、残念だ。

 

 日本はどうか?

 

 コロナへの危機感が一番薄いリーダーともいえるのが日本の菅首相だ。
 ここ数ヶ月の菅氏に対応を見ていると、とにかく国民が東京五輪の “お祭り騒ぎ” に巻き込まれてしまえば、コロナ危機はわが国から解消されるとすらいわんばかりの対応である。

 

 菅首相自身も、日本選手が金メダルを取るたびに、SNSでそれを祝福するコメントばかりを掲載し、明るいムードを演出するのに余念がないとか。

 

 コロナの脅威をひたすら回避しようとする無責任な首相に対し、その続投をいち早く支持したのが、二階幹事長だという。
 ネットニュースによると、二階氏は次のように語ったと伝えられている。

 

 「総裁がしっかり頑張っておられるわけでありますから、総裁を代える意義は見つからない。むしろしっかり続投していただきたいという声の方が、国民の間にも党内にも強いんではないかと判断をいたしております」

 

 菅首相の支持率が30%程度まで急降下しているというのに、二階氏がいう「国民が菅続投を支持している」という根拠はどこにあるのか。

 

 こういう白々しい嘘を平気で言ってのける自民党幹部がいること自体、日本のコロナウイルスを責任をもって撲滅しようとしている政治家が一人もいないことを物語っている。

 

 小池百合子東京都知事も、同罪である。
 同知事は、7月30日の記者会見で、
 「五輪のテレビ視聴率20%だから、ステイホームに役立っている」 
 と言ってのけたとか。

 

 五輪開催後の東京都の人流は、ステイホームどころか上がりっぱなしである。
 彼女の発言も詭弁である。

 

 こういうリーダーたちが日本を牛耳っているかぎり、そのうち「コロナウイルスによる日本滅亡論」が真実性を増すのは必然のような気がする。

 

 私たちは、「コロナが人類を滅亡に追いやる」というSF的な発想をバカにすべきではない。
 それが、人々の妄想の域を超え、実際に地球上を覆い始める可能性はとてつもなく強い。
 
 政治家の人々に早く目覚めてほしい。