アートと文藝のCafe

アート、文芸、映画、音楽などを気楽に語れるCafe です。ぜひお立ち寄りを。

ヨタ話

ネズミの社交性

一人っ子なのである。 だから、基本的に一人遊びが得意。 居酒屋の片隅で、一人で黙々と酒など飲んでいるのが、全然苦痛じゃない。 数学者の森毅さんが面白いことを言っていた。 「一人っ子は協調性があまりないけれど、その足りない分を、社交性で補う」 当…

祝 たぬき様ご生誕69周年

本日、東京都内において、たぬき様(本名 町田)のご生誕69周年を祝う記念式典が、本人および奥様を含む総勢2名という多数のご家族ご列席のもとに、盛大に行われた。 ▼ 式典に用意された直径10メートルのバースデーケーキ。屋敷内に入らなかったため、クレ…

頑張った若者の話

電車の中というのは、一種の “公共の場” であるわけだが、最近、どんどんプライベート空間化しているような気がする。 まず、通勤前に、車内で朝ご飯を食べている人たちが増えた。 「食べる」といっても、おにぎりとかサンドイッチのたぐいだが、スマホなど…

速報 地球外生命体がついにフロリダ沖に飛来

アメリカの航空宇宙局(NASA)の発表によると、昨日の未明、フロリダ沖に謎の飛行物体が墜落し、その中から地球外生命体らしき存在を確認して保護していたことが判明した。 この地球外生命体は、外見的特徴としては、地球上に存在する類人猿に近く、保護した…

“オネェ系” の店でモテるコツ    

“オネェ系” というのか、昔は「オカマ」っていったんだけど、あの人たちって、面白いよね。 ときどき顔を出す居酒屋で、カシラを塩で焼いてもらって遅い夕食をとっていたら、隣りのオカマバーのママさんがふらりと入ってきた。 「マスター、やきそば! お客…

芸能人装うサクラサイトに要注意

「サクラサイト」っていう言葉があるらしいな。 桜の開花時期を教えてくれる「桜前線情報」のようなものだと思っていたら、“サクラ(成りすまし)” を使った出会い系サイトのことらしい。 ま、昔からある詐欺メールのたぐいで、 「カレシいない歴3年のOLで…

しつこい営業電話の断り方

今はフリーランスになったが、前いた職場には、けっこう「金融ビジネスのお誘い」みたいな電話がかかってきた時期があった。 「町田部長はいらっしゃいますか?」 … などと尋ねられると、“部長” とか “編集長” などと肩書きがあっても、けっきょく部下のいな…

「胡散臭い」って何て読む?

言葉を誤って覚えている、ということがよくある。 人の話す言葉や、テレビなどから流れてくる言葉を、よく聞きもせずに、先入観で覚えてしまうからだ。 自分の場合は、特にそういうのが多い。 5~6年ほど前だったか。 「デング熱」という病気が流行ったこ…

女が男を蹴っ飛ばす時代

それにしても、なんざんしょうねぇ。 私なども、もうじき70歳の大台が近づくようになりまして、つらつらと思うのですけれど、ここ最近の世の中の変わりようがすさまじくてですねぇ、もう私などは、どう考えたらいいのか分からないような時代になってまいりま…

きゃっと叫んでろくろ首

思い出したくもない「思い出」というものがある。 自分の恥部を人前にさらけ出してしまったような体験。 そのときの情景を思い出すだけで、穴があったら入りたくなってしまうような記憶。 そういうのって、あるよね。 特に、自分がまだ若くて未熟だった時代…

奥様方に聞く「自分の亭主の嫌いなところ」

「熟年離婚」などという言葉があるとおり、定年退職を迎えて、奥様から「離婚話」を突きつけられる旦那さんも増えている。 それまでずっと一つ屋根の下に暮らしてきた夫婦の間に何が起こったのか。 「旦那のことが大嫌い」という熟年マダムたちに、その心模…

キャバ系でモテるコツ

人間のさまざまな欲望の中で、いちばん奇怪なのは「モテたい」という欲望。 これ、何なんだろうね? 特に男にとっては、「モテる」ということが、時に、カネや名誉よりも切実なものとして感じられる時があるんだな。 で、男たちは、たとえ擬似的でも「モテた…

老人度の進み具合テスト

私も今年の4月で69歳になろうとしているわけだけど、昔からつきあっていた友人たちも、だいたいそんな年頃だから、たまに会うと、話がジジ臭くなる。 老いの兆候が現われてきたことに対する情報交換になりがちなのだ。 「あ、お前もそうなの? 最近、俺もモ…

69歳ブロガーの未来予想図

今週のお題 「私の未来予想図」 「未来予想図」ったって、あ~た … 。 わしゃ、あとほんの少しで69歳になるんじゃよ。 「来年、5年後、10年後、どんな生き方を選んでいるでしょう」とか言われたってなぁ、来年70歳。10年後は80歳じゃ。 そういう人間に「未…

奥さんは旦那のことを何と呼んでいるのか

世の中の奥さんたちは、旦那さんに声をかけるとき、なんて呼んでいるのだろうか。 もちろん「ヘイ・ユー」とか「お~い(お茶)」とかいうわけはないだろう。 なんとなく想像できるのは、「お父さん」か「パパ」だ。 もちろん、子供がいる夫婦の場合だけど。…

ちょんまげコント「信長の人生相談」

ヨタ話 【織田信長 ↑ 】 最初の相談者は誰じゃ?【羽柴秀吉 ↓ 】 書状にての相談でありまする。名は宮下直樹とか。 【信長】 何用だと申しておる?【秀吉】 はっ。「先日、上司に呼び出されたところ、当方の管理する部署の生産性が急降下し、採算部門と見な…

最後の義理チョコ

今週のお題「わたしとバレンタインデー」 ヨタ話 「あら、まだ残っていたから、〇〇君にもあげるわ」 と、余った義理チョコを押し付けるように、彼女は俺の手のひらに小さなチョコレートの包みを載せ、教室の扉を開けて、廊下に去って行った。 こちらの視線…

小説『暗黒街の掟』

創作(ヨタ話) 「やつは頭もいいし、度胸もある。しかも、キャバレーのステージで歌っている女が、客席の暗がりの中からでも見つけ出すほどの美男子だ。 それに一つのシマを仕切るだけでは満足できない貪欲さってのも持ち合わせている。 ただ、ちょっと調子…