アートと文藝のCafe

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2022-04-10から1日間の記事一覧

庄野潤三の小説に流れる不思議な空気感

庄野潤三の短編集『プールサイド小景・静物』(新潮文庫)を買った。 収録されていた七つの短編にはそれぞれ独特の空気があって、どれも不思議な気分にさせられた。 どの作品も、昭和25年(1950年)から昭和35年(1960年)までの間に書かれたものである。 芥…